nazonanazoのブログ

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トルコで軍事クーデター勃発

 2020年の五輪開催をかけて日本と競り合ったトルコで、軍部による軍事クーデターが勃発した。

 

 2016年7月15~16日にかけて、トルコ国軍の一部勢力が軍事クーデターを起こした。トルコの首都アンカラの国会周辺や、観光都市イスタンブールの国際空港などにクーデター勢力の戦車部隊が展開したという。

 

 首都アンカラ上空では、軍のジェット機が絶えず飛行しているという。

アンカラ上空を飛行していたクーデター派のシコルスキー・ヘリを、エルドアン政権派のトルコ軍戦闘機が撃墜したという。

 アンカラでは、警察官17人の死亡が確認されているという。

 

 イスタンブールボスポラス海峡に架かる2本の橋が、クーデター派によって封鎖されたようだ。

 橋付近にいた群衆に向けて発砲があり、多数の死傷者を出したと伝えられている。

 

 軍のクーデター勢力は、一部のテレビ局を制圧し、掌握したTV局を通じて「戒厳令」と「夜会外出禁止令」を出した。

 クーデター勢力は、新憲法を発布する準備を進めているという。

 

 イスラム系与党のAKP(公正発展党)本部に、クーデター派兵士が突入した。クーデター派は「権力を掌握した」との宣言を出した。

 

 トルコ軍参謀総長が、クーデター勢力によって捕えられたとの情報もあり、軍の内部で大統領派とクーデター派による対立があると思われる。

 

 

エルドアン大統領は

「クーデターは成功しないと確信している」

と強調し

国民に対して街頭へ繰り出してクーデターに抵抗するよう呼び掛けた。

 

エルドアン派の市民の一部は、この呼びかけに呼応する動きがあったという。

 

 

トルコのユルドゥルム首相は

「指揮系統もない違法な試みがあった」

「クーデターを企てた者は、高い代償を払うことになる」

と表明。

 

 

 エルドアン大統領は健在のようで、クーデター派による宣言後も、各地では衝突が続いいる。今後の展望は不透明だ。

 

 

 強権・剛腕で知られるエルドアン大統領は、軍の影響力を排除する政策をとった。

 トルコは建国以来、政教分離という国是を掲げ、アルコールの販売等が解禁された世俗イスラム主義国家であったが、エルドアン大統領はイスラム教の影響力を強めた「トルコ型民主主義」を推進した。

 

 

 

激動の時代が戻ってきましたね


為政者が、一般市民に対してクーデターに抵抗するように呼びかけるのもどうかと思いますけどね