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nazonanazoのブログ

時事ネタに軽くタッチします

軍事政権下のタイ王国で軍政延命の新憲法案が承認確実になった

ニュース(海外) 政治

 アジアのデトロイトと謳われたタイ王国で、軍政延命の新憲法案が承認確実となった。

 

 現在のタイは、タクシン派を軍事クーデターで失脚させた軍部による軍政が続いており、その軍政を憲法の元で合法化する事になりそうだ。

 タイの軍部はタイ王室とのつながりが深く、タイ国王プミポン王は国民からの敬愛を受けている。タイ国内では1日2回国歌が流れ、その間はタイ国民は立ちどまって国家を聞く。

 

 タクシン政権は、出身の北部や東北部(イサーン)などに税金を投入したために、地方の人気は根強い。だが、裏では私腹を肥やしていた。

 バラマキて得票する金目政治は、我々日本人にも身近であろう。

 

 軍事政権下にあるタイで、新憲法草案の賛否を問う国民投票が実施された。

 投票結果は即日開票され、賛成票が反対票を大きく上回った。

 国民投票によって、実質的な軍政延命に道が開かれたことになり、軍政が長期化することが可能となった。

 

 

選挙管理委員会の非公式集計にでは、

投票率は55%程度で開票率は94%

賛成61.4%

反対38.6%

公式結果は2016年8月10日に発表される見通しだ。

 

 

軍政のトップ、プラユット暫定首相は

「政府はきょうの国民の意思を真剣に受け止め、

わが国の政治問題に対する持続可能な解決策を提供するとともに、

国民の懸念に取り組むため最善を尽くす」

との表明を出した。

 

 

 今回の国民投票の結果を受け、プミポン国王の署名を経て新憲法が公布される。

 軍政は選挙法を含む関連法を整備したのち、民政復帰に向けて2017年中に総選挙を実施する方針を示した。

 

 

 

タクシン政権は、地方へのバラマキによる得票を行った結果、選挙には強い

軍政がクーデタ―を起こして政権交代を行っても、選挙になればタクシン派が当選してしまう。

反タクシン派は首都バンコクなどの都市部の有識者層で、地方ではタクシン派が強い。

 

タクシン氏は中華系のタイ人で、現在はシンガポールで暮らしているという